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視覚障害の子どもたちがサッカーを体験 埼玉 川越

視覚障害がある子どもたちにスポーツに親しんでもらおうと、埼玉県川越市の特別支援学校で、サッカーの体験教室が開かれました。

この体験教室は、視覚障害がある子どもが通う川越市にある埼玉県立特別支援学校塙保己一学園で開かれ、講師として、弱視の人がプレーするロービジョンフットサル日本代表の岩田朋之選手らが訪れました。
小学部の16人が参加した教室では、まず、中に鈴が入っていて転がると音がするボールを使って、手で転がしたり、ドリブルをしたりしてボールに慣れました。
そして、音を頼りにパスを受けてシュートを打つ練習をしたあと、ミニゲームにも挑戦しました。
この学校では3年前から体験教室を開いていてこれをきっかけに本格的にサッカーを始めた子どももいるということです。
5年生の男子児童は「シュートが決められるとうれしいし、仲間とパスしあうことが楽しいです」と話していました。
岩田選手は「自分自身が視覚障害になって、運動やスポーツを身近に感じられなかった経験があります。障害のある子どもたちに可能性を広げるきっかけを作り続けたいです」と話していました。