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過去の栄光

令和初公表!47都道府県「幸福度」ランキング

2020年版で47都道府県のトップに立ったのは福井県だった。2冊目の2014年版から数えて、4回連続の首位だ。

原動力は、1冊目の2012年版から1位を守り続けている「仕事」と「教育」。なかでも「教育」はほかの都道府県を大きく引き離す得点となっている。

ただ、総合1位の座も盤石とはいえなさそうだ。総合得点で2位以下に圧倒的な差を見せつけた前回(2018年版)と比べると、他県との差は縮まりつつある。

そんな福井県を猛追しているのが富山県だ。2012年版から1位を維持している「生活」を軸に、その他の分野も上昇。前回の5位からランクアップした。

トップ5では、同じ北陸の石川県が4位に入った。3県の共通点は「仕事」「生活」「教育」の高さだ。とりわけ「教育」はトップ3を占めている。さらに、上位の都道府県が本州の日本海側地域で形成されつつあることも興味深い。

こうした中で3位に食い込んだのが、過去4回連続で2位だった東京都だ。「基本指標」「文化」では、今も圧倒的な強さを誇っている。

その他の首都圏7県は、どのように推移しているのか。1冊目の2012年版と比較すると、茨城県(24位→15位)、埼玉県(21位→8位)、山梨県(13位→7位)が上昇したのに対し、栃木県(17位→25位)、群馬県(18位→22位)、神奈川県(7位→23位)、千葉県(11位→27位)がランクダウンと、明暗が分かれた。